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この仕事のやりがい


この仕事のやりがい

 

はじめに

 

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私のようにこの仕事に長く携わっていると、

生徒一人ひとりの大事な人生の選択のときに深く関わっているということに

そのやりがいを見出すことが出来ます。

今回ここに紹介するのはその中でも特に印象に残る生徒のひとり、A君です。

 

出会い

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彼との出会いは今から20年以上前、私が東セミ明野本部に勤務していたころでした。

当時私は小中学生に算数・数学と社会を中心に教えていました。

小学部は中学受験を目指す受験科と学校内容を履修する応用クラス、

中学部は教科別に成績上位からハイレベルクラス、発展クラス①②と応用クラス①から③、

そして特訓クラスというように、その年の生徒数にもよりますが、

7レベル程度に分かれていたように記憶しています。

 

そんなあるとき、A君が中学1年になるのをきっかけに入塾してきました。

入塾直後からとてもよく出来る生徒で、常に上位のハイレベルクラスに在籍していました。

高校も当然のように県内最難関のU高校に難なく入学していきました。

東セミをあとにする際に

「君だったら、普通に頑張っていれば九大には行けるようになるだろう。

だからそれ以上を目指して高校生活を送ってください。」と最後の言葉を送りました。

当事、東セミには高校部門がなくここで卒塾という形で旅立っていったのです。

 

 

再会

 

3

 

しかし、彼が高校に進学した年の夏、大分市南津留に「東進衛星予備校大分舞鶴校」を開校しました。

これをもって東セミグループは念願だった高校部門を開設することになりました。

開校に当たってかつての東セミOB・OGの皆さんを招待して体験会を行い、

高校生活の話しを聞いたりして楽しい時間を過ごしました。

その中にA君もいました。話しを聞いてみると、

高校入学後は今ひとつ成績が振るわず学年の中盤ということ。

これも何かの縁だということで東進への入学を勧めました。

 

そしてその2年後、彼が高校3年生になった夏に

私がこの東進衛星予備校大分舞鶴校の担当として着任しました。

高3になった彼は成績も伸びていました。

しかし、第一志望である東京大学文科Ⅲ類へは全く手の届いている状態ではありませんでした。

だた、ひた向きに毎日東進に通ってきては

22時の終了の時間まで受講・自習する姿は素晴らしかった。

背中から集中力のオーラを放っていたように思えました。

 

そして向かえたセンター試験、彼はやってくれたのです。

過去最高の得点を叩き出し、東大文Ⅲも夢ではなくなったのです。

そして併願校を決めるときにこのセンターの得点を生かしきる大学を探しました。

するとその年から最難関の私立大学の法学部が

センター利用入試を始めるという情報を得て出願させました。

結果は当然合格でした。

 

しかし、その後の東大入試は数学で失敗してしまい、

仕方なく私大最難関大学の法学部に進学することになりました。

それに際して法律学がどれ程素晴らしいものであるかを

力説して興味を引き出す話しをしたことを今でも覚えています。

 

そしてその後、進学して刑法に目覚め、

極めてみたいということで大学院へ進学したとのことでした。

法学部といえば司法試験という選択肢もあったようですが、

彼は敢えてその道は選択しなかったようです。

 

現在

 

4

 

そして2年前、あることがきっかけで極たまにですが連絡を取り合うようになりました。

聞けば、その後その大学に教職員として就職し、法学部の准教授になったとのこと。

そして更にこれからドイツの大学に留学することになったと。

これだけでも素晴らしいことなのですが、

今年の9月に久しぶりに里帰りをするので会って欲しいとのこと。

そう、東進明野校に来たいというのです。もちろん、二つ返事で快諾しました。

実際に会うのは恐らく、20数年ぶりでしたが、高校時代の面影を残したままでした。

 

そしてこの2年間の留学を経てこの秋から教授に昇進が決まったそうです。

実は留学はドイツだけに留まらず、

イギリスはオックスフォード大学にも研鑽を積むため通っていたそうです。

そんな彼も今年、37歳。自分の略歴を見て自分自身で信じられないと言っていました。

高校時代に成績が振るわなかったときに東進に出会えて本当に良かった、

そして法学との出会いのきっかけを与えてくれたことに心から感謝したいとのことでした。

 

最後に…

 

5

 

この私のような体験は数10年単位の塾人生活の賜物ですが、

日々の業務の中にも生徒の成績向上や態度変容、

そして志望校合格など、様々な刺激にあふれている職場です。

小・中・高などの学校とはまた一味違ったやりがいに満ち溢れています。

塾はかなり長い間、生徒と関わることが出来ます。そんな彼らの人生の選択の場面を共有して

共に泣き笑いしていくことが出来る素晴らしい職場です。

是非、私たちと一緒に苦楽を共にして下さい。

 

東進衛星予備校 大分明野校 森迫 哲也