お知らせ

面接にも役に立つ? 言葉の深掘りの極意


Beautiful Asian businesswoman smiling and shaking hands

就職活動では、自己PRなど自分の言葉で自分のことを語ることが多くあります。エントリーシートの作成や面接にも役に立つ言葉の深掘りテクニックについて、実例を挙げてご紹介します。

skeptical interviewer looking at interviewee

抽象的な言葉では相手に伝わらない

就職活動では、自分のことをしっかり採用担当官に伝えなければなりません。しかし、就活生の多くがうまく自分をアピールすることができていません。それは、就活生が自己アピールに使っている言葉が抽象的で分かりにくいからです。

たとえば、「私は学生時代、○○部の部長として頑張りました」と言っても、何をどう頑張ったのか採用担当官には全く分かりません。「私は○○できたことがとても楽しかったです」と伝えても、なぜ嬉しかったのか分かりません。なぜなら、「頑張りました」「楽しかったです」というのはあくまで個人的な評価であって人によって基準が異なるので、他の人と共有することが難しいからです。ある人にとってはリーダーシップを発揮して業績を上げることが頑張ることかもしれませんし、ある人にとっては協調性を発揮してみなが仲良く仕事できる環境を作るのが頑張ることかもしれません。

ですから、「頑張りました」「楽しかったです」とただ伝えても、相手には気持ちが通じません。相手に伝わる会話にするには、もう一歩踏み込んだ会話にする必要があります。

もうひと言「理由」をつけ加えよう

Interview new employee for company

「○○を頑張りました」と言う場合は、これで話を終えてしまうのではなく、その後にもうひと言、なぜ自分はそのように評価したのか理由をつけ加えましょう。頑張ったといえるのはなぜなのか、その理由を話すことで、採用担当官にあなたの考え方や価値観を伝えることができるようになります。

たとえば、頑張ったエピソードであれば、こんなふうに話してみましょう。

「私は大学時代、○○部の部長として頑張りました。新しい部活動だったので部員にまとまりがなかったのですが、合宿を行うなどして全員が一緒に練習できる環境を整え、団結力を高めるようにしました。そのおかげで、春の大会では初出場ながらベスト8まで勝ち進むことができました。」

「○○を頑張りました」というだけでは、個人的な気持ちを伝えるだけで終わってしまいます。しかし、何をどう頑張ったのかを具体的に話せば、採用担当官に共感してもらえるエピソードになります。面接で人となりをしっかり伝えるには、このように自分の体験を自ら深堀りした発言をすることが重要です。

自分の体験を「なぜ?」と自問自答しておこう

WHY Word With Question Mark Sign

では、体験を深堀りして語るためには、事前準備としてどんなことをすればよいのでしょうか?

ポイントは「なぜ?」という自分自身への問いかけです。頑張ったことや楽しかったエピソードなどを振り返る際に、もう一歩踏み込んで、「なぜ?」と自問自答してみてください。

なぜ、あのとき自分はあれほど楽しかったのか?

なぜ、あのとき自分はあそこまで頑張れたのか?

なぜ、あのときあれほど嬉しかったのか?

何となく過去のエピソードで終わってしまっていることも、「なぜ?」という視点でもう一度振り返ってみると、自分が大事にしている価値観や思い、無意識に取っている行動指針などが浮かび上がってきます。採用担当官が面接で知りたいのは、まさにここなのです。「この学生はどんなことに価値を見い出すのか?」「どんなことに達成感を感じるのか?」を企業は知りたいと思っています。過去の体験を自分の価値観や思いが伝わるようなエピソードとして採用担当官に伝える、これが面接で上手に自己アピールするコツになります。

まとめ

採用面接という限られた時間で、初対面の採用担当官に自分を正しく理解してもらうためには、工夫が必要です。ありふれた言葉で満足せず、自分の気持ちを深堀りして語ることで、採用担当官にしっかりセルフアピールしましょう。そうすれば、きっとよいマッチングが成立するはずです。